脂肪融点
脂肪は、その組成によって、溶ける温度が異なっています。豚肉の場合、脂肪が溶ける温度は33度〜46度程度なので、人間の体温を挟んだあたりの温度であるため、触ったとき、口に入れたときにどのような感触になるかが、融点の高い豚と低い豚とでは異なってきます。脂肪融点の高い豚肉は、べたべたしにくいですし、脂肪融点の低い豚はサラサラして口溶けが良いのが特徴です。
脂肪融点の低いブランド豚
脂肪融点の低いブランド豚は、サラサラとして口溶けが良く、舌触りが滑らかになります。
脂肪融点の低いブランド豚のリストです。
一般的に、多価不飽和脂肪酸の比率が高くなるほど脂肪融点は低くなるとされていますので、「脂肪融点が低い」ことを全面に出していないブランド豚であっても、オレイン酸などの多価不飽和脂肪酸の含有量が多いブランド豚であれば、脂肪融点が低いかもしれません。
脂肪融点の高いブランド豚
脂肪融点が高いブランド豚は、べたべたしにくいとされます。また、歯切れや舌触りが良くなり、箸でも切りやすくなるなどの特徴もあるようです。
脂肪融点が高いブランド豚のリストです。